pon0713’s blog

20代足の難病持ち男性の日記

病院内を散歩

前の話⇩

 

asibyouki.hatenablog.com

筆者は厄介な管が取れ、車椅子での移動が出来るようになったのもあり。

少し病院内を散歩することにした。残念ながら病院内から出る事は出来ないが。

気分転換にはなると思い、向かった。まずは出入り口のドアへ向かう。

少しでもいいから外の空気が欲しかったからだ。しかし人の出入りも多いため

早々に引き上げた。次に病院内にあるコンビニに向かった。

しかし病院内にあるコンビニだけあって、品揃えは少し異なる。

手術時に必要なT字帯と言う簡単に言えば術時に履く下着のようなものだ。

あと浴衣など入院生活に必要な物が多く揃えられている。

しかし筆者はなにかジュースなど買おうと思ったが、一つ忘れていたことが。

そう車椅子なのだ、今まで日常で車椅子に乗った人を見たことはあるが、

コンビニで買い物をするだけであんなにも大変だとは思わなかった。

もちろんカゴ持てるはずもなく、必死に手を伸ばしやっとの思いでコーラに手が

届いた。そこからはなるべく下の方にある物を手に取るようにした。

それともう一つは、通路がコンビニは基本的に狭すぎるように感じた。

いくら慎重に車椅子に乗っていても一番下の段のスナック菓子などにタイヤが

当たってしまう事が何度もあった、引っ掛かり落ちる前に気づいたからよかったが

もし落としてしまえば拾うのも一苦労だったと思う。

元々車椅子の人に対して思っていたことはないが、実際自分が乗ってみると

その大変さに気づかされる。 筆者はタバコが吸えないのもあり

チューインキャンディなど紛らわせるものとコーラを買いレジへ向かった。

そしてお会計をする、袋はどうするか?聞かれたが物が少なかった為もらわなかった。

しかし後で後悔する、膝に品物を置きながら、両腕で車輪を回す、これが

なかなか難しい、そしてもう一つ、筆者の病室に向かうまでの渡り廊下が

若干の坂になっているこの坂はずっとこぎ続ける必要がある、ここが一番

しんどかった。しかし勢いを付け何とか超えた。やっとの思いで病室に帰ろうと

したとこと、廊下でなにやら患者らで談笑している、筆者も声を掛けられた。

そこでまた新たな出会いがあった。

今回はここまでにしておこう。

 

PS

最近親戚の叔母が少し元気が無いそうだ。

鬱に近しい物が話を聞くとあるのだが、病院に行く気力も無いそうだ。

一年前筆者が会った時はそんな風には見えなかったが、

それから少し経った頃からだそうだ。

どうにか元気になってほしいが何か良い事はないだろうか?