pon0713’s blog

20代足の難病持ち男性の日記

手術後の話2

前の話⇩

 

asibyouki.hatenablog.com

時刻は夜中の2時頃。激痛で目が覚めた。

夜中の病室で痛みと声をこらえるのがやっとだったが、痛みには強い方だと

思っていた為少し我慢をしたが、小さい声でいてぇえと声に出さないと

気が済まなかった、いよいよ我慢ならなくなり、ナースコールを押した。

すぐに看護師は来た。とにかく痛いから痛み止めの点滴を入れてくれとお願いした。

少しにやついてたのが腹立って仕方なかったが、そんなことよりとにかく

この痛みから解放されたかった。そしてお願いしてから急いで来てくれたと思うが。

痛みのせいで体感30分はあった気がした。そして点滴を入れてもらい

効果が出るまで約15分あるそうだ。しかし痛みは少ししか和らがない。

しかしどうにもならない為、結局4時半頃まで起きていた。

眠さより体力の限界で寝たんだと思う。

目が覚めると、時刻は7時前ナースの朝の体調確認で起きた。

その頃には痛みはほぼ無かった。痛みが無いだけまだ安心した。

そんな時向かいのベッドから声が聞こえる、どうやら今日退院するそうだ。

羨ましい限りだ、筆者は入院3日目だったが既にホームシックだった。

そんな事を考えていると、朝食が運ばれて来た。絶食をしていた為食べたいと

思うはずだが食べたくなかった、空腹が続きすぎてしまうと逆に食べなくても

筆者は大丈夫なのだが、理由は別であった。汚い話だが排泄の問題だ。

と言うのも筆者は寝たきりを術後5日程度しなくてはならないそうだ。

ではその間の排泄はどうするのか?もちろん看護師が来て何かしてくれるそうだが

筆者はまだ若い、正直屈辱に感じる。それだけは回避したかった為、食事は

極端に取らないようにしていた。排尿に関してはカテーテル(直接膀胱へ管を入れる)

をしていたので勝手に垂れ流しされている。ただカテーテルも最悪だった。

ずっと尿意があるが出てるんだか出てないんだか分からないのだ。

決して漏らしてる訳ではない、しかしそんな感覚で勝手に出てくる。

そしてもう一つ寝たきりだともちろん風呂には入れない、看護師が体を拭いてくれる。

しかし陰部も洗浄されるのだが、たまたま年下位の看護師がやることになったが

それもそれで少し嫌な気分である、向こうは仕事と認識していると思うが、

筆者は自分でやりたかったが、拒否された、仕方なく洗浄をしてもらった。

時刻は12時昼食が届いたが、もちろんあまり手は付けなかった。

午後は何もする気が起きず、ただずっと寝ていた。そして15時頃新しい患者が

隣のベッドに入ってきた。その患者がかなりの老害であった。

その話は次回書くことにしよう。