前回からの続きである。
大学病院への紹介状をもらい診察に行く事になった。
しかし最初の診察は担当医が急遽手術の為代わりの医師に診てもらった。
その日はレントゲンと血液検査で終わった、次の予約はその日に取った。
後日、主治医と初めて顔を合わせた、かなりフランクな医師だ、堅苦しい人が
苦手な筆者とすれば少しホッとした、前回撮ったレントゲンと血液検査の結果を見る。
レントゲンには素人目に見ても少し形が違うようには見えていた。
痛みは増していたがその分骨も潰れが進んでいたのだ。
医師は病気の説明をしてくれた、実際大腿骨頭壊死症の原因は三つ程あるそうだ。
酒・タバコ・ステロイド剤この三つであるが、筆者大の酒好きで喫煙者なのである。
酒・たばこに関しては絶対的な原因では無いのだが一つの要因としてはあるそうだ。
ステロイド剤名前は皆聞いたことがあると思う、今現在断言できる原因はステロイド剤
だけだそうだ。もちろん筆者ステロイド剤など使わない、となると原因は酒。
医師には酒が要因であると言われた。
そして医師からは早急に手術をした方が良いと言われた、しかし壊死していても
発見するころには既に潰れてしまっている為早急に見つけるのが難しいのである。
ただ一つ驚いたのは痛みがあるのは左足だけであったが、右足も多少の壊死が見られたのだ、まさかの両足だとは思わなかった。その後職場への連絡などを済ませて、
手術日を決めていった、実際職場で筆者の代わりを置くなどしていたため当時
年末であった事もあり、年明け春頃に行うことが決まった。
しかし問題は手術の成功率が分からないのだ、と言うのもこの病気患者の多くが
40代からの病気の為本来であれば人口股関節に入れ替える手術が一般的であるのだ。
芸能人の方でこの病気は何名か知っているがほとんどが人工股関節の手術であろう。
ただ筆者の場合年齢が若いため人工股関節にしてしまうと30~40年程度しか持たない
のだ、その為骨切り術と言う自分の骨を残したままの手術を行うことになった。
簡単に言うと壊死してしまってる骨の少し下を切断し壊死してない部分をずらして
元々ある骨とつなげるという物だ、しかし一つ問題があったのだ。
それについては次回書いていこうと思う。
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