今週のお題「最近おいしかったもの」
子供の時に比べ本当に美味しいと感じる事が少なくなった気がする。
昨年友人の結婚式に出席した、やはり披露宴で出される料理は凄いものだ。
しかし筆者はゴリゴリの庶民の為、まずフォークとナイフで食すのが落ち着かない。
前菜から綺麗な刺身の盛合せが来た、しかし醤油がないのだ、端の方に何やら黄色い
泡のような物がある、、これが醤油だそうだ、分からない正直普通の醤油がよかった。
しかしこのような場で出る料理は大抵見た目を重視する為仕方ないだろう。
味は普通であった。
メインとして牛肉のステーキのような物が運ばれてきた、肉は間違えなさそうだが
食べようとした矢先親族のスピーチが始まってしまった、オチは分かると思うが、
時間が経ってしまってガチガチなのだ、残念この上ない。
やはり上品な料理は筆者には合わなかったようだ。
では美味しかった物の話をしよう、先日、友人と焼鳥屋に食事に行ったのだが。
福井県発祥の焼き鳥屋 秋吉はご存じだろうか?知らない方は是非調べてみてほしい。
普通の焼き鳥屋と提供スタイルや肉の種類が異なる少し楽しいお店なのだ。
その中でも純鶏(じゅんけい)と言われる物がある、これはメスの親鳥の肉なのだ。
若鳥と違い歯ごたえがとてもある、宮崎名物の地鶏焼きに近しい物が感じられる。
これが最近食べた美味しい物であるが、本命がもう一つ。
それは、、、キューリなのだ、たかがきゅうりと思うかもしれないが。
これがなぜだか異常にうまい、塩味なのか?味の素なのか?それは分からないが 焼き鳥のいい箸休めになるのだ。
と言うのも筆者大のきゅうり好きであるのだ、マストで一人三本は頼んでほしい。
小さい頃から秋吉には親父に連れていかれていたため、毎度キューリは絶対頼んでいた。
ピークで好きな時は自分の誕生日に何が食べたい?と母が聞いた為迷わず。
秋吉のキューリが食べたいと答えた、頭のおかしい小学生である。
結果、料理人である親父が再現をしてくれかなり味は近かった。そんな事を思い
出しつつ先週キューリを食べたそれが最近での美味しいものである。
フォークやナイフでなく串だけで完結する、焼き鳥が筆者には合っているのだと思う。